子供と正面を向いて話せるようになりました
- commehomme
- 2018年8月27日
- 読了時間: 2分
昨日、5歳の息子と買い物に行ってきました。
その際、息子が500円玉を落としてしまったお話です。

どうやら、息子が自分のお小遣い入りの財布をポケットに入れて持ってきてしまっていたようで、私も最初は、「あ、財布持ってきたんだ」程度の認識でした。
(家の買い物なので、息子のお小遣いは必要はありませんでした。)
息子は、買い物が嬉しくて、財布の中身を何度も確認していたようです。
で、気が付いたら中に入っていた500円玉が無くなっていたというわけです。
息子の財布は、チャックが付いた子供用の小銭入れで、開け閉めしているうちに、開けたまま手でブラブラしていて中身が落ちてしまったと思われます。
結論から言うと、お金の大切さを知ってもらう教訓として、しっかりと心に残ってくれたようです。
落としたと気が付いた当初は、特に気にしていなかった様子でしたが、一緒に歩いた場所を何度も探しているうちに、「僕の500円(泣)」と泣き始めて、やっと事の重大さに気が付いてくれました。
泣き始めたところで、私も心を鬼にして、
落としたものは戻ってこない
大事なものは、ちゃんと持っておくこと
物は大切に扱うこと
その他、普段から少し気になっていた息子の注意力の無さを、しっかりと目線を合わせて話しました。
息子も泣きながら「うん」「うん」とひとつずつ頷いてくれました。
その後、残念だったね。と二人で家に帰ってきました。
今回のお話、自分としては、とても大きな一歩だと思っています。
うつ病を患ってから、子供たちとは、親として上手く接することができませんでした。
特に、いま5歳の息子に関しては、幼稚園にあがる前からそんな状態だったので、とても罪悪感を感じています。
そんな私が、目線を合わせて子供と向き合えました。
ゆっくりと、子供の気持ちも考えて話ができたと思います。
半年も前なら、「全てが自分のせい」と自分のことばかりで、勝手に罪悪感を感じて子供のことまで気が回らなかったでしょう。
息子のお小遣いは残念でしたが、息子に向き合えたことはとても嬉しいです。
ここ数か月、多少の波はあるとはいえ、いろいろな面で前に進めている実感があります。
多少のことでは凹んだりしなくなりました。
確実に、強く余裕を持った気持ちを保てていると感じています。
今回の件は、息子にとっても自分にとっても、良かったことだと思います。
500円で、大切な一歩を踏めただけでも儲けものです。
ちなみに、家に帰ってから、「父さんの500円、大切にしてくれよ」と500円玉を渡したのは内緒の話ですw
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