「無自覚は怖い」の話
- commehomme
- 2018年4月25日
- 読了時間: 2分

最近、自分の状態を冷静にみることができるようになりました。
例えば「いま焦ってるな」「突然のことでパニック状態だな」とかです。
客観的に自分を評価できるようになっただけでも、進歩だと思っています。
自分の状態を自覚できるだけで、若干の余裕が生まれるんですよね。
そして、その「若干の余裕」は、無自覚の場合と比べると雲泥の差なんです。
無自覚は怖いです。
どこかの漫画のセリフでありましたが、
「極寒の中で裸でいるのに、自分がなぜつらいのか分からない」
まさにこれです。
このセリフの肝は「寒い」ではなく「つらい」の部分だと思っています。
自分が凍えていことにすら気が付けていないんです。
(まぁ、この場面では、そういう使われ方はしてないかもしれませんが)
これをうつ病に置き換えると、「強い焦燥感」「強い不安感」を感じているのに、自分は「つ
らい」としか感じられないんです。
「焦っている」とか「不安だ」が分からなくて、ただ「つらい」としか感じられない。
うつ病っていうのは、そういう病気です。
そして、どんどん気力や意欲が無くなってきて、なんにもできなくなってしまうんです。
「寒い」と分かっていれば、手で身体をこすったりできますよね。
「焦り」や「不安」も同じです。
分かっていれば対処する術があるんです。
まぁ、「なんで焦ってるんだろう」「なんで不安なんだろう」と考えすぎるのも思考のループに入ってしまうので駄目なのが難しいところなんですが。
ともかく、今の私は、「焦燥感」や「不安感」「罪悪感」に対して、客観的に対応できるようになってきた気がします。
もちろん、波がある病気なので、ダメな時はどうやってもダメです。
そういうときは素直に休んじゃいます。それか逃げちゃいます。
少しずつでも前に進めている。
そんな気がする今日この頃でした。
Comments