MakeCode for Minecraft発表
- commehomme
- 2017年10月25日
- 読了時間: 3分
日々、普通に過ごせることに幸せを感じている私です。
久しぶりの更新は、Minecraftについて。
現在、Minecraftの版権はMicrosoftが保持しているわけですが、そこら辺のお話から。

Minecraftは、スウェーデンのゲーム開発会社Mojangが作成したいわゆるインディーズゲームです。
こんなドでかい規模のインディーズがあるかって話ですが、マイクラって実はインディーズゲームなんです。
最初は、PC版がJava言語で開発され、数多くのアップデートを経て、当時のPCゲーマーたちに徐々に広まっていきます。
その後、CS版(家庭用ゲーム機版)、iOS版、Android版などが発売されて、2017年2月時点で、全プラットフォームで1億2200万本が売れているそうです。(Wikipediaより)
そんなマイクラを開発していたMojangがMicrosoftに買収されたのが2014年9月、25億ドルで子会社化しました。
少数精鋭の30人程度の会社が、25億ドルでMicrosoftの子会社化ですよ。まぁ、びっくりでした。
その際に、マイクラの生みの親であるメインスタッフが数名退社しています。
さて、マイクラを手に入れたMicrosoftですが、2017年の秋にデカいアップデートをかけてきました。
「Better Together Update」と呼ばれるこのアップデートで、Java版、Playstation関連版を除くその他のプラットフォームを統一しマルチプレイ可能となりました。
これって、結構すごい判断です。
販売されているゲーム機や携帯端末の垣根を越えて、同じ環境としてマイクラをマルチプレイできるんです。
これに伴い、いままでプラットフォームごとのエディション名で呼ばれていたマイクラは、ただの『Minecraft』と名前が統一され、「最先端」「The・マイクラ」「本物のマイクラ」という位置づけだったPC版が「Java版」として、除け者的扱いに...。
Microsoftも、この『Minecraft』を、今後のメインエディションとすると発表します。
これは、個人的にはショックでした。
(PC版には新たに、Windows10エディションがJava版とは別に発売されており、これも『Minecraft』として統一されました。)
とはいっても、マイクラの楽しみの一つMODが使用できるのは、今のところJava版のみです。
まぁ、Java版のアップデートが止まるわけではないですし良いですけど。
さて、長くなりましたが、ここまでが前置きです。
マイクラには、「in education」という教育現場用のエディションがあります。
詳しくは触ったことが無いので分かりませんが、Mobなどとの戦闘関連を制限して、マイクラを使ったロジカルな教育に適した仕様となっているようです。
マイクラをやった人なら分かるかと思いますが、子供の想像力を養うにはLegoと同様に格好の教材です。
さらに、レッドストーンを使用した回路まで含めると、電子回路専門のクリエイターでも楽しめるゲーム、それがMinecraftです。
日本では、2020年から義務教育としてプログラミングが必須教科となることが決まっています。
実際にどんな教育方法となるのか分かりませんが、世間ではプログラミング塾なんていうものも既にあります。
今後の日本を担う子供たちにプログラミングの世界を知ってもらい、論理的な思考を養う良い機会だと思っています。
んで、本題中の本題です。
この度、Microsoftが、マイクラ用のプログラミング学習ツール『MakeCode for Minecraft』を発表しました。
Scratchなんかに代表される、プログラム入門ツールと似たような仕様で、プログラムの勉強をマイクラで出来るんです。

画像では、Scratchライクなブロック形式のコーディングですが、切り替えれば、JavaScriptで直接書けます。
自分が組んだプログラムが、思った通りの動きをすると、それだけでとっても楽しいですよ!
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