楽な時は誰かと一緒にいよう -うつ病-
- commehomme
- 2017年8月22日
- 読了時間: 3分
うつ病になると、基本的にふさぎ込んでしまいます。
家族や周りの人は、そんな自分をみて気を利かせて(または面倒くさがって)、一人にさせようとしてくれます。
うつ病が酷い時期は、これで問題ないと自分は考えています。
ひとりでボーッとして楽にすることが、快方への道だと思います。
でも、うつの症状が楽になってきた時期でも、これを続けていると折角治りかけていた病状がまた戻ってきてしまうように感じます。
別に、家族や周りの人に混じってワイワイガヤガヤしろというわけではなく、ただその場にいるだけで良いと思います。
まぁ、その際に「ちょっとリハビリで、居させて」くらいの感じで言っておけばいいんじゃないでしょうか。

これは、一人でいることの罪悪感を減らすために効果があると考えています。
うつが酷い時期は、とにかく楽でいることストレスフリーでいることが大事ですが、少しずつ治ってくる過程で、自分が楽をしていることに対してとても罪悪感を感じます。
この罪悪感が、治りかけのうつを悪い方へ引き戻してしまいます。
少なくとも、自分はそうでした。
では、どうすれば良いのか。
症状が軽くなってきたとはいえ憂鬱な気持ちは消えていないのに、他の人の会話に参加なんて無理な話です。
でも、その場に居るだけなら、なんとかできそうです。
最初から簡単にできるはずはないので、少しずつ慣らしながらで良いと思います。
キツかったら、すぐに楽になるように行動しましょう。
前述のように「ちょっとリハビリー」と言っておくのも良いと思います。
※この場合の一緒にいる相手は、自分の状態に、ある程度理解のある人や人達を選びましょう。
理解の無い人と一緒に居てもストレスになるだけです。
自分の場合は、家族と居ることが罪悪感を減らすことにつながりました。
逆を言うと、家族に罪悪感を感じていたことになります。
まぁ、しっかりと認識していましたけど....
その罪悪感をどうすれば良いのか分かりませんでした。
でも、ただリビングに一緒に居るだけで良かったんです。
ただ、椅子に座って、遊んでいる子供達を眺めているだけで、不思議と罪悪感は消えていきました。
まだ、積極的に一緒になって遊んであげられるわけではないですが、それだけで心が軽くなってくるのを感じました。
これは、うつ病を患っている人全員に当てはまることではないと思いますが、
楽をしていることに対する罪悪感というのは、うつ病が軽くなってきて再出発するタイミングで絶対に足を引っ張る存在だと感じます。
その罪悪感はそのままストレスにつながるので、なんとか回避したい感情です。
人それぞれということもあり、これ!という解決方法はないと思いますが、その罪悪感を少しでも軽くする方法は、意外とできる範囲内にあるのかもしれないということを覚えておいてもらいたいです。
そして、小さくても良いので、いつも心に喜びを!
出来なかったことに悲観せず、出来たことを喜びましょう!
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